不器用な君が

神に運動神経を奪われた麗しき小説家、「笑ってくれるなら何でもやるよ」ライブ演出と笑いに全力を注ぐクソガキにぃに、人を駄目にする優しさをもって仲間を守る3枚目演じる歩くゼクシィ、そんな不器用な3人を愛する社会人です。東京ドームは徒歩圏内。

推しの映画の推し方の話🎬

 

こんにちは☺︎
本日は10月5日!明日は2ndシングルフラゲ日ですが自担のStories Other Cutも盛れてるし予告編のお丸さんも可愛くて仕方がなくて、朝から#推しのいる生活の素晴らしさを体感した勢いで書き始めます!笑

滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』🌸
特別上映が始まりましたね!なんでも鼠小僧の小判が降ってくるとかこないとか🐭
私は職場から演舞場まで徒歩5分ですが、ムビチケこそ購入できたものの12月4日の公開を待つ組なので、公式さんから演目の盛大なネタバレを喰らいつつも笑、お丸さん🍡に会えるのを楽しみに待ちたいと思います。

はぁ可愛い🥺🥺💜💜自担の演技も歌声も大好きなので歌舞伎loveです。

youtu.be

 

 

さらにこの度は!!SnowManの最年少らうちゃんが
『ハニーレモンソーダ』🍯🐝🍋で映画初主演決定!!🎊🎊
該当担さんおめでとうございます〜〜〜ぱふぱふ👏👏
ちょっとめめらう君たち匂わせがすごいよ笑、驚かなくなっちゃうじゃない。果たして兄たちはちゅーしてるの見ていられるんだろうか。笑
わたしはキスマイはキスブサで麻痺していて、NEWSは映像なら平気で(舞台はちょっと緊張するかも笑)、SnowMan……未知数です😇笑

 


そんなわけで、立て続けに主演映画公開を控えているSnoMan。
でも初っ端から「ムビチケってなんぞや!?」という声が聞こえてきて驚愕したので(映画館で映画を見ない人がこんなにいるとは思わなかった…泣)、BillboardYouTubeTwitterトレンド等、数字に拘るこの時代なので、映画の数字のお話をしようと思い立ちました。

※私は決して配給会社に勤めてるワケではなく大学時代に約3年間、六本木の某シネコンでチケットBoxのお姉さんをしていた(客層の3割は占めるであろう外国人のお客さんに口説かれたり、うちの社員さんに連絡先を渡したい金髪美女さんのお手伝いをしたり、舞台挨拶の出待ちを追っ払ったり色々ありました…笑)、今も週1ペースで年間70回以上映画館へ通うただの映画好きです。

--------------------------❄︎----------------------------

その前にまず!ムビチケについてですが。
いわゆる前売り券です!
前売り券は販売数によってその映画の動員数予測に繋がります。前売り券が売れる=その動員がほぼ確約される、ということなので映画配給会社からの売り込みはもちろんですが、多くの動員が見込めれば大きなスクリーンで上映して貰える可能性が上がります(3D上映など設備面の条件もあるので同じ公開日にディズニーやハリウッド映画の大作が無ければ、ですが)ということで再販がかかるなんてめでたいですね🌸

私はオリメンと同世代ですが、子どもの頃は前売り券ってただの紙で高校生くらいまでは映画館の窓口で座席指定券に引き換えて貰っていました。
でも今は大手シネコンはインターネットで座席指定ができます。窓口じゃなくて券売機があります。スマホってすごい!!!!!
ムビチケには実物のカードと電子チケットの2パターンがあって、

ネット予約👉ムビチケ1枚1枚に割り振られたムビチケ購入番号(10桁)と暗証番号(4桁)を入力。
券売機・窓口👉QRコードを読み取らせる。
と使い方が若干異なります。


カードについては裏面をコインで削って使うので一度見てみてください(アメコミ好きがばれるラインナップ↓)

f:id:emica-kis2:20201005121014j:image

ネット予約ならば私の働いていたT○H○(これ伏せ字になってるか…?)では鑑賞日の2日前のAM0:00から(会員はその3時間前の21時から)座席予約ができるので、映画館がオープンするのを待って窓口で引き換えるより早く取れます。ただ一部の映画館では系列でもネット予約に対応していない劇場もあるのでご注意ください⚠️

 

通常は前売り券って一般鑑賞料金の400円引くらいで販売されますがクリアファイル等の特典が付いてくることが多いので、正直レディースデーや会員料金より高いんです。なので特典が欲しい作品や友人と週末に観に行くのが確定している作品は購入しますかね(正直半分くらい貰い物です。笑)
今回は特別興行*1なので3,000円の一律料金。特典もないので映画への期待値を示すための購入!といったところでしょうか。

小判、欲しかったですね💭🥺💭


--------------------------❄︎----------------------------

 

ここからは、映画のロングランについて。
ここで、キスマイ北山さん主演映画『トラさん〜僕が猫になったワケ〜』で異例のロングラン上映を成し遂げた北山担の皆さんの熱量が凄かったお話をしようと思うのです。

 

まず起こった事実からお話します。
『トラさん〜僕が猫になったワケ〜』は2019年2月15日公開。主演・北山宏光多部未華子さんや要潤さんが出演されています。

filmarks.com
ゆるっと可愛らしいタッチの漫画が原作のハートフルな作品。キスマイではこれ以前に玉森さんの『レインツリーの国』『パラレルワールド・ラブストーリー』藤ヶ谷さんの『仮面ティーチャー』『MARS』などメンバー主演の映画はありました。共演者や原作の知名度などを考慮しても、そこまで大きな違いがあるとは思えません。

 

ですがなんとこのトラさん、

2019年9月5日まで映画館で上映されていました。👀💥💥
2月公開で9月ですよ!?『アナと雪の女王』(2014年3月14日公開)でさえ7月のDVD発売までだったのに、それと同じく9月のDVD発売まで上映劇場こそ変わりつつも映画館で上映され続けたんです。

平成と令和を跨いでるんですよ

恐るべし北山宏光(昭和60年生まれ)。
どれだけ凄いことなのか、お話しします。

--------------------------❄︎----------------------------


通常、新作の映画は公開から約1ヶ月で上映が終了します。
上映から3週目ともなると、動員が乏しい作品は1日の上映回数も1〜2回それも朝一番や夜21時頃の回へと追いやられてしまうので、客側としてもよほど熱量がないと観に行きづらい時間帯→その結果、より集客が見込めなくなるので上映が終了します。

映画館は、平日・特に水金の夕方18時頃と土日の15時頃の上映回が混雑する傾向にあります (もちろん立地や客層によって変わりますが)その時間帯はデートなど「ついで」に映画館へ来る人も多いので満席になっても当たり前。
ここで差が出るのが

平日昼間の時間帯の動員です。

映画の動員については、公開日からの経過日数とともに落ちるのが当たり前として、公開初週の動員をベースに予測が立てられています。
逆をかえせば、その予測を裏切れば勝ち!なんです。
最近だと『ボヘミアン・ラプソディ』や『カメラを止めるな!』が挙げられますが、公開まではさほど注目されていなかった作品に口コミで火がつき、公開後に上映劇場が増えたり応援上映が行われたりと社会現象になりました。
それを言われて調べて動けるのが北山担の凄いところです。

(※書いているのは二階堂担です)


こんなこと言ったら失礼ですが、配給はショウゲートだしプロモーションが大々的だったかといわれるとそうでもないんです(今をときめく多部ちゃんとの和装ヒット祈願とてもほっこりしたけど)。ただ、
山さんをはじめメンバーから公開(金曜日)から3日間の動員が大事と念押しがありました。
彼ら、デビュー7周年から1年間はメンバー全員でJohnny's webを毎日更新、その後も4人が毎日更新を継続していてあと2人もほぼ毎日だし(末っ子千賀さんはマイペース更新だけど動画率が高め)実はとってもマメです。主題歌がシングルで発売されることもあって、webでしっかり宣伝してくれたし、実際に映画のロングランが始まってからはツアー期間に入ったのでMCで話題にしてくれていました。

※ちなみに主題歌『君を大好きだ』は映画公開直前にシングルがリリースされましたが売り上げが30万枚を超えていて、その前後のシングルと桁違いです。

 

何故彼らがピンポイントで念押ししたのかというと、映画の興行収入と上映期間の関係がとてもシビアだからなんです。

映画ランキングの判断材料にもされる興行収入は、公開初週の週末の数字が見られます。
映画の公開は金曜日(または土曜日)が多いのはこのため。
動員の「落ち度」はここから予測できるので、映画館は週単位ならば金〜翌週木曜日までという区切りで上映スケジュールを決定します。新作の公開によって上映を終了する作品、1日の上映回数、使用するスクリーン(客席数・音響等の設備)などを組むんですね。私の働いていた映画館では、その週の金曜日からのスケジュールが毎週火曜日に発表されていました。公開直後の週末の動員を見て、月曜に会議をして火曜に発表。
公開から3日間の動員がいかに参考にされるかお分かりになったでしょうか?

※ちなみに滝沢歌舞伎🌸🍡のように特別興行ではなく、ハニレモ🍯🐝🍋のような通常作品で、期間中に複数回鑑賞するのが確実なのであれば、その週末に割引料金である前売り券を使わずに一般の鑑賞料金で観た方が、推しの作品の興行収入に貢献できます。

 

つまり、北山さんの初主演映画が驚異のロングランとなったのはもちろん作品も素敵だったので一般客からの評判も良かったのですが、前売り券の売り上げはもちろん、週末だけでなく平日昼間の上映回にもコンスタントに動員があり、映画館への上映希望を出し、という地道な努力の賜物。
また映画好きは先程リンクを貼ったFilmarksのようなレビューサイトも参考にします。Filmarksにはレビュー投稿が多い作品が上位に来る【トレンド】画面があります。贔屓目で評価を上げるのではなく、とにかく多くの人の目に留まるようにレビューを投稿するのも良いと思います。

--------------------------❄︎----------------------------

と、こんなところでしょうか!
つい語ってしまって4,000字を超えてしまいました。

歌舞伎については特別興行ですし上映期間が決まっているかもしれませんのでこの限りではありませんが、より多くの方が鑑賞できるように上映館が増えたら嬉しいですよね🥰

映画館は、普段から密閉された空間が故に独自の換気システムがあります。
コロナ禍で前後左右の座席を空けて販売していますし(12月にどうなっているかわかりませんが)全員が前を向いて鑑賞する安全なエンターテインメントです。
サブスクが台頭して家でしか映画を見ない方も増えているかもしれませんが、スマホの通知に邪魔されず(上映中は機内モード✈︎にしてくださいね)、優れた音響と迫力の映像でぜひ楽しんでいただきたい!

最後にひと言。

 

映画館で見る映画はいいぞ🎬

*1:鑑賞料金が通常と異なる上映作品。各種割引対象外なことが多く、近年はバンドやアイドルのドキュメンタリー映画、「シネマ歌舞伎」や「National Theatre Live」といった企画上映などが該当。