不器用な君が

神に運動神経を奪われた麗しき小説家、「笑ってくれるなら何でもやるよ」ライブ演出と笑いに全力を注ぐクソガキにぃに、人を駄目にする優しさをもって仲間を守る3枚目演じる歩くゼクシィ、そんな不器用な3人を愛する社会人です。東京ドームは徒歩圏内。

宇宙旅行❸ドッキング✈︎AVALON

ここ数日でのEPCOTIAのCM遭遇率がすごい。

デフォルトで日テレ見てるからかな?

 

WORLDISTA

テーマカラーって素晴らしくないですか。

ひしひしと感じるPerfumeちゃんみ。ダイナミックVRやらシームレスMRやら始めちゃう?そんなことできるのかな、松潤兄さんが許してくれないかしら。笑

パーカー作ってくれたら今度こそ買ってしまう気がする……グッズ省エネがポリシーなのに……可愛らしいのはキャラじゃないし、キスマイは対象年齢がちょっと下な気がするしで長年どうにかなってたのになー!

ずっとテーマカラーは白だったから、青→濃紺→金&マスタード→黒と来て堪らんです。ペンラ何色だろうね。てか何型だろうね。レーザーとか出ないかな、出ないか。

 

エコパとさいたまに加えて、お伺いを立てたところ福井か長野になりそうです。当たるかなー!自分名義がんばってー!

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12.チャンカパーナ

この憎い演出……!!

いやでも本当に肌綺麗よね(そこ?)毛穴レス。てごちゃん透けて向こう側が見えそう。もぐってしたあとのモニターまでしげさん見ててくださいね、てかこの衣装の小山さんほんと脚だらけ

ところで増田担のみなさまにお伺いを立てたいのだけど、カメラ越しにこちらを指差す時のますださんのウインクは故意ですか?それともあれはウインクではない??「生きろ」のサビ前、過ぎし日は青春〜♪でもやりがちだけど、わたしの周りに被害者多数です。罪な男よのう。

 

13.JUMP AROUND

わたしの楽しい時間、はじまりはじまり。

ペンラ遠隔でoffだし拳突き上げたーい!たぶん全編の中でここが一番楽しんでる。笑

繰り出そうlet go〜の振り好き……I'm on fireでとことこって歩くとこも。脱力感が上手くハマっててワイルドにガウン系の衣装の肩落としがちなところもsexy ladyで首遅らせて回すとこ(細かすぎて伝わらないやつ)も、ターンめちゃ綺麗になったのも(キックボクシングの成果ですか?)、間奏あけの決めどころもー!!しかもENCOREまでに進化したじゃん、舌出して腕べろーって。ちょっとドリフェスもここの映像ください。泣

し、心臓が、動悸がおさまらないです自己プロデュース力の向上についていけてません。はぁーーー好き!これが見たいんでしょ?って顔に書いてある……IZANAIZUKIの頃からそうだけどまんまと好き。仕方ないよね?抗えませんよこの気持ち。美の暴力だわほんと。

ちなみにAVALONで話そうと思ったけど田さんの衣装捌きってすごいよね。魅せ方よね。そもそもこの曲ますださんプロデュースですものね、素敵な曲をありがとうございます。

 

14.BLACKHOLE

真っ暗にした部屋で見ないと何が起こっているやらマルチアングルの筈なのに引きの画が挟まれるとどこ!?って探す始末。笑

照明までかっこよすぎるんだなー、NEWSのライブ実は音のする花火はそこまでだけど案外特効ごりごりな曲あるよね、Wonderとかさ。因みにV6さんのライブは照明めちゃくちゃ凝っててファンから《変態照明》なんて言われてるそうな。2017年のライブ見学にますださん来てたなって思い出しました☺︎

正直シェアハウス企画で手越さんが踊ってくれなかったらダンス細かいところまでわからなかった〜ありがたい。「悪女?」だけでもマルチ全員分観る価値あった……1,2,3言ったあとの余韻もね。ドームはもっと不敵な笑みだった気がするよ。見比べるの楽しみだ〜ARENAだけでもこんなに見返してて大丈夫だろうかわたし。

 

15.Thunder

字幕onにして見て改めてちゃんと歌詞を知るという……歌詞カードを見ない(ごめんなさい)からライブとかカラオケに行って初めて歌詞を知るとか空耳してる曲多数なんです。"My life is my LIFE"なんて"Am I still your star?"なんて歌う想いを代筆したしげのライナーノーツ好きだったなぁ。

 

16.氷温

さて、我が担当様のソロなんですけども。

正直なところわかりません、当人も説明する気はないと。そうきたか。

とりあえず米津玄師さんの「Lemon」の解説を読みに行ったよね。ハイヒールの意味を調べにね。女性の象徴なことはよくわかった、ハッピーエンドにはどうも向かいそうにない恋愛模様なこともわかった、というわけで電球の意味とかよくわからないけどそれはわからないままにしておこうと思います。彼の頭の中は一体どうなっているんですかねぇ……。

 

17.AVALON

早着替え担当多めなしげさん。この白いMA-1好きなんだなぁ。猫背なの目立つけどね、雰囲気柔らかくてちょっと儚く見えるんだ。

「人の夢、と書いて儚い。」

全然関係ないけどわたしこの「儚」という漢字大好きでして。夢水清志郎っていうね、はやみねかおるさんっていうそれはそれは有名な推理小説を書かれる作家さんのキャラクターなんですけども青い鳥文庫を読んでた同志いません…!?

小中と本の虫で推理小説大好きだったのでパスワードシリーズとか、怪盗クイーンとか、ホームズもポアロも片っ端から読んでいて、夢水清志郎にも出会ったんですけどね。その彼の台詞です。続きがあった筈なんだけど思い出せない……でも幼心に初めて儚いという漢字を知って、こんなに綺麗な考え方、とても日本人的だなぁと思ったわけです。久しぶりによみたくなってきた。大人が読んでも楽しい児童文学ですので、ぜひ。

小山さんにジャケットでてごちゃんにレザージャケット風な形でよくお分かりで……!ますださんの形はファッションに疎いのでわかりません!笑

言わずもがな花弁を集めてふっと散らすのがただただ美しい。フリーダンスで花弁を巻き上げてずっと桜の中で舞ってるますださんも美しい。ドームは後ろから前じゃなく前からT.M.Revolution的な風に変わってたような?

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と、中途半端ですが本日はここまで。

次回MCに触れるか触れまいか。他Gと比べたりしてみる?笑

V6/NEWS/∞/KAT-TUN/JUMP/キスマイ/WESTとか。気が向いたらやろーう。

ではまた次回👋

宇宙旅行❷ワープ中✈︎ドッキング

 そうこう言ってるうちにツアー発表されましたーー👏👏はやっっ笑

悲しいかな東京ドームはないようなので悩む。

遠征先は福岡が好きです(ご飯がね)。

エコパも行きたいな🚗

あとさいたまかな。

ところで長野ってさ、車で3時間らしいけど、最早Google先生公共交通機関で検索してくれなかったんだけどそこんとこどうなんですかねー。。。要検討だなぁ。

 

OvertureとかSAFETY GUIDEとかすっ飛ばしたことに今更気付く……うん、気分で書こう。笑

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6.LPS 

コタ、カイ、ボンセンをしげさんがアフレコしていると思うと可愛さ増し増しだよね……ROTありがとう

サビ終わり絶対やってくれるからしげ見てるのに書き順が未だにわかりません。変なとこでポンコツ発揮。絶対ほっぺた気持ちいいと思うんだよなぁぷにぷにしたい。

 7.NYARO

make a miracle〜♡

字幕は「ちゅー」だったけど、たぶん「ちゅーう♡」だと思う。にゅす恋ボイスも語尾にハートつきがちてごちゃん

てか私アリーナツアーはエコパ1回しか参戦してないのだけど、このフロート乗り降りするスタンド2列目だた……ずっと目の前にいて最早どこ見てればいいの状態……しんどかった(構って貰ったせいでところどころ記憶が朧げ)

 8.恋する惑星

 VRカメラ真ん中に置いて歌って欲しい曲No.1

Aメロ歌い出し小山さんだから逆サイドで結構映ってないけどきゃぴきゃぴしてるしげちゃん見ました?

スキップちょっと危うい……間奏の「銀河遊泳〜♪」で後ろに足蹴り上げる振りかな(細かいね、知ってる)、けっこう内股なりがちよね……うん、そんなとこも可愛い。笑

何でも可愛いと言い始めたらもう終わりだと思ってるけど、語彙力がなくなるほど、この曲にはいつまでもアイドルでいてくれるにゅすくん達が詰まってると思う(⍢)

せーのっ「「「「可愛いは正義!!」」」」

 9.銀座ラプソディ

正直気持ちがついていかない、笑

チラリズムどころじゃありません。前髪から切れ長な目はちらりしてるけどね。最近セクシーなことされると笑っちゃうんだよなぁ照れ臭くて。うん。でも当人様たちにはガンガン格好つけていただきたい所存。という我儘です。

ただ1つ突っ込ませて?映像で小山さんカメラ構えてるね?撮るの?撮ってるの??きゃーへんたいー。笑

 10.Sweet Martini

この衣装めっちゃ覚えてたなぁ……愛おしい足首。ミサンガしてます?アンクレットですか?(いや視点)因みにサビの振りは左利きだからやりづらかったのかね?君だけ首が右に傾いてないんだな、うん(ちょっと心残りだったの)。座り込んでの余韻は120点、たっぷり抜いてくれてありがとうスイッチャーさん。笑

ところで小山さんお使いのリップは何色でしょうか。素敵色。

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全然関係ない話していいですか。

あーでも今もお酒の話タブー?

いい?いいよね?(嫌な方読み飛ばしてね)

あのですね、コヤテゴとは細長いシャンパングラス合わせて「乾杯♡」ってしたいけど、シゲマスは背の低いウィスキーグラス傾けてて欲しいこの気持ち。最早わたしより女子力高いと思っているコヤテゴちゃん。小山さん日本酒お好きだけどグラスで飲むのが似合うもんね、お猪口じゃなさそう。ハイテンションにNEWSの好きなとこ語り合いたい。笑

因むとわたしはお酒それなりに強め、ただいくら酔っても顔赤くなりませんの、でもよく喋るよ☺︎笑

お酒飲みながら語りたいなぁ。(どなたかいかがですか)(募集中)ビールとワインと日本酒は好き、ウィスキーと焼酎の美味しさはまだわかりません。教えてしげさん。バーとか小料理屋さんの端っこのカウンター席で待ち合わせたい。ふふ。

因みにジャニーズでビール乾杯したいのはキスマイの北山さんです、季節は夏。BBQでも海でもビアガーデンでも可、アウトドアなシチュエーションがよく似合う。あ、でもバーカウンターでお隣になるのも堪らないのでよかったらキスマイ最新のライブDVD『Yummy!! you&me』のソロ曲、「カ・ク・シ・ゴ・ト」ご覧くださいませ(また宣伝、因みにわたし二階堂担)。笑

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 11.madoromi

 RIDE ON TIME待ちな今、秒で眠れそう。微睡んでるってか、かっくんかっくんしてきちゃう。笑

これもドリフェス〜!!恋知らとかだと思ったんだけど気持ち良く裏切られたな、短時間で驚きの連続であの空間のボルテージめちゃくちゃ高かった。

EPCOTIAは本人も言ってたけどしげ歌い出し曲がけっこうあったからその流れでも違和感のない選曲だったな、子守唄です(_ _).。o○

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と、ここで2,000字超えたよ、すぐだね。

大学の頃レポートに手こずってた自分に恨めしがられそう。好きこそものの、ってやつですね。ROTの加藤先生に触発されたから本の感想文も(まだBurn.読み返せてもいないんだけどね)頑張りまーす( ˙³˙)( ˙³˙)( ˙³˙)( ˙³˙)つづく。

宇宙旅行❶&早速番外篇でダンスの話

《WORLDISTA》

 

2.20の発売が発表されましたねー!!

いろいろと有耶無耶になってる気がするけど、

例えばJohnny's netの映像がオーラス用だったと仮定して、

例えば何かの手違いでそれまでの物を流してしまったとして、

ファンの「えぇ〜〜?」の声を聞いて?ってなっただろうねNEWSくんたち……不憫……てかしげます激おこじゃないだろうか……笑えないね、笑い飛ばすしかないけどさ!

まぁいいじゃないアジアツアーやるって言ってやってないグループあるしさ!笑

(懐かしいね、茶封筒第二弾)

 

はてさてそっちじゃなくてEPCOTIA ARENA TOURよ!!あれから8ヶ月、やっとDVDが発売されましてフラゲした日のKらじ終わりに明け方3時半までかけて観ました(夜型)。

個人的にはMC集がマルチアングルの代償になったのはだいぶ哀しいのだけど()皆さんマルチアングル楽しみました☺︎??

avexさん2015年のKis-My-Journeyから収録してくれてかつ年々選曲センスも精度も上がっていて自分の中で当たり前になっていたけどこんなに話題になるんだと感動。笑

あまりに最近Twitterで呟き過ぎだなぁと反省したので個人的見所をネタバレ防止の為にもここに書きます✏︎

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1.EPCOTIA

 増田さん天才。拍手。

口元が隠れる襟、大きなステッチ。宇宙服みたいなヘルメット被らなくても、つなぎじゃなくても宇宙感出せるのって凄くない?

あと逆さまに吊られても尚美しい加藤さんね。降り立ってからのプロペラみたいな振付かわいいよね、うん。

 2.KINGDOM

キスマイ掛け持ちでSMAPごとに敏感な私としては、さほど繋がりが深いなんて思いもしなかったSMAPの衣装からインスピレーションされたっていうだけで愛おしい赤衣装脚長いねぇしげさんMUSIC DAY思い出すよ。

応援ソングに必ずと言っていいほど手越さんのハイトーン入るの真骨頂、みたいなところあるよねぇ。ギアが上がる感じがする。

 3.TWINKLE STAR

 わたしの目覚まし!!

毎朝このイントロで起きてます。笑

最初っから振りが好き〜!コヤテゴめっちゃ可愛いのにすんとしてるのよしげさん本当はURよりこっちのマルチが欲しかった(⍢)←ペンラ自動制御でこのキラキラさせるのが一番好き。増田さんの横顔いと美しきかな。

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【ここで番外篇、NEWSとダンス】

と言いますかね??

にゅすくん達、得意なダンスのジャンルがこんなにも違うのに個性際立つ振付けするair:manさん凄いと思うの。そもそもNEWSってそんなに踊らないイメージが強くてっていうかファンと踊れるよーみたいな振りが多かったよね。仮にも高校時代にちょーっとダンスを齧った身としては若干物足りなかったわけですよ←

それが踊るようになって嬉しい!

 

えーっとどう違うかっていうと

▽増田さん→めちゃ重心低めじゃないですか。緩急つけるの上手いしダンスやってた身として自然な身体の使い方をしていて、ほんと純粋に"上手い"人。指先まで綺麗に踊る人、好きです。リ `▽´ノリ

♡てごちゃん→模範だな〜コピーする時お手本になる感じ。真ん中に重心があってブレなくて、1つ1つの振りが大きくて基本に忠実。真面目なとこ出ちゃってる(´・ш・)笑

□小山さん→昔もよくオリジナリティ出して怒られてたけど笑、ジャニーズだなぁって振りが似合う人。シャカリキなのとセクシーなのが◎言ってしまえば歴代ソロがいい、紅く〜もいい。(´-」-`)

○しげ→増田さんと逆、足音しなさそうなくらい重心高めな気がする。キックボクシング効果??でもさ踊れるようになったよね(上から失礼)ターンさえぎこちなかった昔も好きだけど(笑)

「BLUE」の間奏のステップは味スタからもう転けないか心配するようになってしまったけども。。紅く〜の大サビで蹴り上げてる脚が上がってるかで調子どうかなってチェックしております☺︎ふわっと感と脱力感あるからLOCKはあんまり向かなそう←

「JUMP AROUND」と「BLACKHOLE」はその脱力感がハマるんだな〜「AVALON」と「IT'S YOU」はしっくりこない方の曲だと思う、ニュアンスぽいの苦手よね、うん、いいよそのままで(∵)

 

っていう印象なんですけどね、どうですかね?

ジャンル固める前に自分がダンス辞めたからその分類は自信ないからしーません。おし、勝手に語ったところで戻ろう。

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4.紅く燃ゆる太陽 

手越さんの投げちゅー3連発に撃ち殺されてからの小山さんのシャカリキ間奏ダンスからの!!(以上です)(おい)

 5.LIVE 

 しげと同じくらい高所恐怖症どころか高い所テンション上がる人いたなぁって思いを馳せたりしてたよ、錦戸さんのことですね。LIVE!LIVE!LIVE!の気球わざと揺らして楽しそうだったよね。笑

めっちゃ前のめりに楽しそうで何回も回って、小山さんと大河くんからほっぺにちゅーを貰って客席をまとめて抱きしめる加藤さん。ツイ友になりたい。ティファニーでも小指立ててるからマルチ是非みてね。へへ。

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ライナーノーツみたいになってるけども音楽的知識はないので悪しからず!

まだ5曲目なのに2,000字超えてしまったから❷へ続く!笑( ˙³˙)( ˙³˙)( ˙³˙)( ˙³˙)

※適宜この記事も編集するかもしれません。

回顧録②書評:「背中に刻まれた悲しみー加藤シゲアキ『閃光スクランブル』(2013年、角川書店)」

背中に刻まれた悲しみー加藤シゲアキ閃光スクランブル』(2013年、角川書店)

 

逃げ出す理由を見つけてしまうと、人は弱い。障害、スキャンダル、愛する人との死別。周囲の人間に同情されるか飽きられるかしてしまえば、何をしようと誰も文句は言わない。しかしその時、自分に問うべきである—―「死ぬように生きて」いて、満足か? 加藤シゲアキの小説『閃光スクランブル』(角川書店、2013年)は、挫折を味わい何もかもを失ったパパラッチと人気アイドル、天敵であるはずの二人の出会いと、再生の物語である。

妻・ユウアとお腹の子どもの事故死を境に、カメラマンとしてカメラを握れなくなった巧。パパラッチの仕事で食いつなぐ「最低」な生活を送る彼が、人気アイドルグループMORSEの中心メンバー伊藤亜紀子と大御所俳優・尾久田雄一の不倫現場を狙っていたある日事件は起きた。二人の不倫が雄一の妻に知られたことで、雄一は亜紀子に別れを切り出す。それに発狂した亜紀子が、土砂降りの道路の真ん中で自傷行為に及んでしまうのだ。その現場に居合わせた巧は死んだユウアの姿を彼女に重ね、自分の車に亜紀子を乗せて友人のもとで匿う。追う者と追われる者――パパラッチとアイドル、相容れるはずのない二人の人生が、この事件をきっかけに複雑に絡み合っていく。

 居場所がリークされ、詰めかけるマスコミから逃れるため巧と亜紀子は逃避行に出る。MORSEのセンターを奪われ、「なんで私じゃないの?」と問う亜紀子に突き付けられたのは「時代とバランス」という努力では補えない現実。彼女の左腕には、ファンに「気持ち悪い」と言われた痣を自ら切り裂き、また事件の日に再び刺した傷痕がある。一方の巧の背中には、パパラッチとして撮影した人数分彫ってきたダリアの葉のタトゥーが絡みついている。巧もまた、愛する家族の事故死という受け入れられない不条理を引きずっているのだ。二人の身体に刻まれたこの傷は、赦すことのできない自らへの戒めであり、心に負った傷を表している。自分の弱さを毎日鏡越しに目の当たりにする生活とは、どれほど苦しいものだろうか。

 二人の傷痕、逃避行で立ち寄った長瀞の夕暮れと星空、事実をもみ消したい雄一の事務所の人間とのカーレースや肉弾戦など、映像で見たいと思わせる描写が散りばめられている小説である。頭の中で情景を想像するだけでは飽き足らず、読者は勝手に色を塗りながら読んでしまう。「シャッターを切ろうとした瞬間、汚らしい軽トラックが荒々しく歩行者に突っ込み、人々はまるでドミノ倒しのようになぎ倒される。血まみれでぐしゃぐしゃの交差点。」巧の脳裏をよぎる悲惨な事故の様子さえも目に浮かぶから、胸が締め付けられる。

 加藤シゲアキはジャニーズの人気グループNEWSのメンバーであり、自身もこれまでに何度も挫折を味わってきた。決して目立つ存在ではない。天才でもない。「お前の魅力ってなんだ」と亜紀子に問う、生と死の狭間を彷徨うジャック・オ・ランタンは彼の中にもいたのだろう。芸能界を舞台に、彼の趣味である写真とサブカルがこれでもかこれでもかと詰め込まれた作品である。作者の影を感じずに読むほうが難しい。決して美しくない、汚いことも生きるためには厭わない、がむしゃらに生きる亜紀子と巧。Faction――事実(fact)と虚構(fiction)の入り混じる物語にさらけ出された本音は、加藤自身の覚悟の表れなのだ。

一ヶ月の逃避行の末、過去と向き合う決意をした二人は渋谷のスクランブル交差点でゲリラ撮影を敢行する。ユウアを失ったあの事故の夜と同じシチュエーションでカメラを握り撮影を成し遂げることで、トラウマと決別するため。自分の魅力がわからず、自分を信じられなかった過去を清算するための強い決意。計画は成功、過去から解放され夢中になって撮影をする巧と亜紀子、その様子を撮影する一般人とパパラッチのカメラのフラッシュ、クラクションを鳴らす自動車のライト、オーロラビジョンの光やビルの明かりが交差するここは、閃光スクランブル――

 「飛行機と似てると思うんです。芸能界とマスコミは。空を飛んでいるのを下から見るとすごくゆっくりに思えるけど、本当は時速千キロとか。きっと、そうでないと飽きられてしまうんですね」そんな世界で、自分の居場所を守るには必死でしがみつくしかない。一旦、全てを投げ出して逃げて、世界に置いていかれる時間が二人には必要だったのだ。

そうしてでも戻りたい場所が二人にはあった。亜紀子にはペンライトの星の海が見えるステージ、巧にはユウアが教えてくれた、たった一枚の二次元ながら人や物の背景や過去が、そして未来までも透き通って見える写真。本当にやりたいことに背を向けて、自分を抑えて生きているのは死んでいるのと同じことだ、と何度も何度も諭される。

“Life isn’t always what one likes, is it?” 再びステージに戻った亜紀子が巧に歌う。人生は必ずしも思うようになるとは限らない。その度に逃げ出しても、死ぬ方が生きるより楽でも、覚悟を決めて向き合えばいくらだってやり直せる。恰好つけてばかりじゃいられない、華やかな世界の影にある、そんながむしゃらな泥臭さが、背中を押してくれる作品である。

 

2014.7.24.(当時大学3年)

時間を掛けて書いた分、ピングレより幾らかましな言葉選びをしているかなって感じ。傘アリとかファンタジー色が強くなると感想書くのも大変になるんだけど、いつか全制覇したいなーって思ってます。

回顧録①書評:「吸色のアルビノー加藤シゲアキ『ピンクとグレー』(角川書店、2012年)」

 吸色のアルビノ加藤シゲアキ『ピンクとグレー』(角川書店、2012年)

 

  好きな色、嫌いな色、すべてを吸収し受け入れる勇気は私たちを透明に輝かせる。自分自身の色を受け入れ、それを見せられる人が輝く所以がそれだ。多くの人を惹きつけてやまない芸能人もそう。彼らは人に塗られた色さえも吸収し、ステージで、カメラの前で輝きを放つ術を知っている。それができなければいつか壊れてしまう。そんな華やかで儚い世界に生きる「アイドル」が1人の作家として綴ったのが小説『ピンクとグレー』である。

著者の加藤シゲアキはジャニーズのアイドルグループNEWSに所属する正真正銘のアイドルであり、青山学院に中等部から大学まで在籍していた私たちの先輩でもある。主要メンバー2人の脱退でグループが活動を停止していた間、彼は新たなスタートを切るため、と本作を書き上げた。2012年1月の発売当初、新聞のインタビューで彼はこう話した。「よく聞かれるんですよね。“りばちゃん”は僕で、“ごっち”は山下君かって。でもモデルはいません。僕自身、どちらでもあってどちらでもないんです。」なるほど、大阪出身で少し神経質、ユーモラスな物言いと冷静さ、胸に秘めた激情……たしかに彼は2人どちらとも重なるかもしれない。

スタンド・バイ・ミーみたいだわ。」幼いころの彼らを見守りながら、母親たちはそう言った。河田大貴・鈴木真吾・木本・石川。いつも一緒にいた4人組は程なくしてバラバラになる。りばちゃんとごっちが共に進学し、親友として共に過ごした私立高校のモデルは青山学院。尾崎豊レリーフも点火祭も渋谷に点在するレストランも、細やかな描写を好む著者の性格と3年間通学した私自身の記憶に助けられ、彼がイメージしたであろう景色を歩き辿るように読むことができた。

ひょんなことから雑誌のモデルになって同じ事務所に所属、芸能界に足を踏み入れるりばちゃんとごっち。いつまでも同じ道を歩くかと思われた唯一無二の親友との衝突と離別、束の間の再会。クライマックスに向け、「絶望的に素晴らしいこの世界」に魅せられた2人の人生は、遺されたりばちゃんの手によってその命と引き換えに作品として紡ぎだされていく。私が今読んでいるのは俳優・河鳥大=“りばちゃん”が記した俳優・白木蓮吾=“ごっち”の人生か、それとも加藤シゲアキが記したりばちゃんの人生か……?そう混乱するほどに彼らの人生は深く入り組んでいる。私たちが思う以上にお互いを必要とし、互いが互いの一部とも言える数奇な人生を送った2人。もはや「友達」という言葉では足りないように感じる。それは時に同性愛的にさえ感じられるような、誰にも立ち入る隙のない究極の友情。幼い彼らが流れ星を一緒に眺めるシーンで、姉の事故は自分のせいだと己を責め続けるごっちをなだめるりばちゃんの言葉はまるで彼女や弟をあやすようでもある。「“恋とか愛とかの類ではなくて”たしかなことなどなにもなく、ただひたすらに君がすき」と書かれているその感情はおそらく小学五年生だった彼のとても素直な気持ちで、私たちが理解しようにも到底不可能ではないだろうか。しかしそれでいて、読んでしっくりくるから不思議だ。

本書の著者は紛れもないアイドルであり、無論、執筆は本業ではない。しかしその点で彼は少々特殊で、ウェブサイトや雑誌でエッセイとコラムの執筆経験をもつ。本書に比べればはるかにライトで毎回少し自虐的。その中に本音や信念がさりげなく隠れていたりするから、事実3年以上も私は彼のコラムを読み続けている。文章の随所にその癖というか特徴は現れるもので、まず細やかだがどこか抽象的な描写、そして少し気取った単語と歌うような文章。リバー・フェニックス=りばちゃんといった少々マニアックな言葉遊びが散りばめられているのも彼の趣向で、毎回心をくすぐられる。

私の気に入っているフレーズがある。「横からはだらだら流れる涙と激しい泣き声が聞こえる。彼の涙が不足しないように、僕は自分の分も彼の涙に混ぜた。」まるで歌の歌詞のように、寄り添う2人の幼さと優しさが伝わってくる。それに対照的なのが畳み掛けるように加速していくラスト。もはや息をつく暇がないほどにめまぐるしく変わる情景に読者は舞台の観客となったようにどんどん引き込まれていくのである。伏線も多いが、唯一他章とは違い飲み物ではない上に本文に登場しない最終章「ピンクグレープフルーツ」と、27歳と139日という半端な数字は未だに私を悩ませている。

ごっちにとって絶対の存在だった姉の死とファレノプシス、赦しの流星群、芸能人という足枷のデュポン、好きな色も嫌いな色もすべてを吸収し透明になったアルビノ。キーワードはそれぞれが色を持っているように感じる。“ごっち”として彼の人生を演じることでりばちゃんは彼のすべてを受け入れ、2人はついに透明に、ひとつになる。彼らが魅せられた世界は「やるしかない、やらないなんてないから」という白か黒かの世界だ。しかし栄光と挫折を受け入れピンクとグレーの世界で生きる彼らはきっと誰よりも輝き、今日も大喝采を浴びていることだろう。

 

(2012年当時大学1年)

 

あぁ無茶苦茶に書き直したい……!!笑

けどとりあえず記録用に。

ご挨拶☺︎不定期更新宣言

 

初っ端からひねくれ感満載なタイトルでスタート。

 

このブログをひと言で表せば、かれこれ十数年ジャニオタやってるしがないOLが担当様のうちの1人からまぁ相当単純に影響を受けて久々に文章が書きたいなぁと始めてみた自己満ブログです(早速ひと言じゃない)。

短くまとめるのが、まーーー苦手なので長ったらしくなるかもしれません。

2018年、応援しているグループがどちらも周年を迎えて、溢れんばかりの愛(?)を受け取り現場三昧な1年だったわけで2グループの紹介レジュメみたいのもいつか書けたらいいなぁ、なんて思ったり。

 

さらっと自己紹介。

都内在住。

実家は東京ドームまで徒歩15分。

このままいくと拗らせそうな、しがないOL。

出身大学は担当様と同じ(高校からだけど)、入学経緯に下心がないのは一応は本当(ちょうどその頃はもう1人にお熱だった)。

ジャニオタの始まりは記憶にないけど8時だJのタッキーだったらしい(母談。因みにSMAPファン)にも関わらずその後『ごくせん2』『野ブタをプロデュース。』(2005)までジャニーズへの興味は皆無。その頃からやっとドラマを観るようになり、出会ってしまいました。

 

担当①

アイドル兼小説家、神様に運動神経を奪われた男、加藤シゲアキ

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『パパとムスメの7日間』(2007)を観ていたのは当時中2としては何とも渋い趣味で舘ひろしが好きだったから。でもあれ、健太先輩かっこよくない?演じてるの誰?え、しげ?ってな感じでモヒカンヘアになった加藤成亮(当時20)に陥落しました。

以来11年、担当変わっておりません。

どこが好きなのって?え、全部(即答)

強いて言えばサッカー部エースの役だったのに本人は球技からっきしダメで、ダンスのターンさえもぎこちなかったのが本当にツボだったし、音楽好きで詳しくて作詞作曲もするのに未だにいまいちリズム感がない(詳しくはQUARTETTOをご参照)のもたまりません。

あとは言わずもがな言葉選びが好き。

長くなるのでここらではい、続き。

 

その1年後の2008年、スポーツにしか興味のなかった男子より男前な幼馴染がいつの間にかジャニオタになっておりました(A.B.C-Zの橋本担だった)。

少クラを見てくれと言われ続け(当時の司会は小山さんと中丸さん)て何故か舞闘冠から千賀さんを知りキスマイにはまる。

それからまた1年、かくかくしかじかあって参戦した初の単独ライブ「Kis-My-Ftに逢えるde show」で再び出会ってしまいましたとさ。

 

担当②

愛すべきお馬鹿を演じるバランサー、クソガキなバラエティ担当、二階堂高嗣

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アリーナ席(横アリの)バクステほぼ正面だったその時、外周での立ち位置でやたら二階堂さんが来る。あれ?この人めっちゃ指先まで綺麗に踊る。なんてったってその時の私はダンス部だったりして、何なら同期が北山担でキスマイにずぶずぶになる条件はばっちりだったわけで。

その時期の二階堂さん(当時18)まだなかなかの反抗期っていうか所謂二枚目を目指してみよう的な時期だったのでけっこう寡黙なキャラだったのにバラエティ企画やるの超楽しそうだし、「Good-bye,thank you」を歌うその顔がめちゃくちゃ優しい。え、何そのギャップ!ってな感じで千賀担ってほどじゃなかった私はその公演で二階堂担になりましたとさ。

英語詞にはカタカナの読み仮名ふっちゃうけど視野が広くて仕事人なところとか、自分のことは二の次で大好きなメンバーのことちゃんと褒めるところが好きです。北山さんと2人して、本当に不器用男子って感じ。笑

 

そんなわけで掛け持ち歴も早10年!(長い)

友達に誘われてエイトとV6の現場にもよく出没します。番協1人参戦したりしてます←

140字に収まらないなーって思ったらここに書きますのでゆるっとお付き合いください(ˊᗜˋ*)